雑記帳 つぶやきぼやき

■ 男と女とではどちらの方が外国語の習得に適しているかといえば、ズバリ、女である。それは、脳の働きの違いによる。男が縦に働く脳であるのに対し、女の脳は横に働くことが大きな要因なのだ。言葉に関する脳の部位は、左脳にある。その部位のことを「言語野」と言う。例えば日本語と英語のバイリンガル(二か国語併用者)は、幼いころから同時に2か国語を使っているので、日本語も英語の言語野も左脳につくられる。日本人なら普通は、日本語を先に習得してから、英語を学習することになるので、そういう場合は、外国語である英語の言語野は、左脳ではなくて右脳につくられる。つまり、新しい言語野を左脳とは別の右脳につくりあげていく過程が、英語学習という訳だ。それは、脳梗塞などで左脳の機能がマヒした人が、リハビリによって右脳に新しく言語野を作ることに似ている。それほど大変な努力を必要とするのが外国語の習得である。女の脳は、横に働くので、左脳と右脳とのやり取りがスムーズに行われる。それによって、新しい言語野をつくりやすくなるのである。男の脳は縦に働くので、二つの言語野の接続が難しくなる。見事な速さで同時通訳をする人に、女性が多いのもうなずける話である。






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