釣れる日と釣れない日の割合


凪の日は、ほとんど鯛ラバをしていても、
飽きることが無いと断言できるほどに面白い。
一日たりとも同じ日が無いからだ。
同じような条件であっても、日によって必ずちがう。

例えば、10日出船したとしよう。
よく釣れる日は、その内の1日くらい。
大型が2尾とか、良型が3尾。
あるいは、中型が5尾などの釣果がある。
「激釣」と表現している。

高活性ではないが、
本命が複数釣れるような日が、3日程度。
ニアコンタクトも多い。
好釣果と言えるだろう。
他魚もそこそこコンタクトするので、
退屈することはない。

粘って、ようやく1尾という日はよくある。
プレコンタクトが多い。
半分の5日くらいはあるだろう。
1尾釣れれば満足だ。
本命にはそれだけの魅力がある。

残りが、本命ボウズの1日。
粘ったところが、全く釣れず、
他魚のアタリもほとんど無い。
意外に退屈だとは思わないが、
さすがに疲労感は大きい。

釣れない日であっても、
それはそれで仕方ないと思っている。
マイフィールドのポイントは熟知していて、
大ダイが釣れたポイントだけでも、
100か所以上、GPSに記録している。
それらのポイントをあちこち探っても釣れないのだから、
自然の条件が不足していただけで、
原因がこちら側にある訳ではないので、諦めもつく。

ゲストから連絡があって、
次の日に乗船するとしても、
心配なのは、凪であるかどうかだけで、
釣れる釣れないは、予想すらできない。
今日、入れ食いであったとしても、
明日は、ボウズということも大いに有り得る。
それほど、鯛ラバという釣りは、なみがある。
ひとえに、自然条件がいいかわるいか。
それは、船を海に浮かべてみないと分からない。



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