無風だったが、曇っていたので助かった。 昨日と同じエリアに向かった。 無エソ地帯で、鯛玉のロスがほとんど無いからだ。 しかし、フグはいる。
しばらくすると、ヤングゲストに、 ジャストキロ級のマダイが掛かった。
楽しそうにやり取りをし、 本日最初の本命が姿を見せた。
昨日に引き続きの本命に、笑顔がほころんだ。 目の上のブルーシャドーがきれいだった。 手慣れた手つきでリリース。
次に反応があったのは、船長の竿。 キュイーーーン。
キュイーーーン。 と、いい釣果音が流れ、54cmのマダイが上がった。
これもメスだった。
少しはみ出た内臓を丁寧に腹の中へ仕舞って、 無事リリースすることができた。
もう一人のゲストは、この時点で昨日も今日も、
本命ボウズだった。 遠くからきているのに、二日間で、 本命ゼロではかなりさびしい。
何とかアタらないものかと、願っていた。
すると、昼過ぎになって、 キュイーーーーーンが、ついに出た。 青物かも知れないと竿を受け取って、
ヒラマサかマダイかを確かめた。
強い引きだが、それほど走らない。 マダイの大物だろうと、
竿をゲストに返し、自力でやり取りするようにした。 玉網も渡し、自分ですくうように指示した。
そして、ようやく念願の本命が釣り上がったのだ。
体長65cmのりっぱなオスのマダイだった。
これで、全員安打。
三時間の短い実釣だったが、 夫婦ゲストがそれぞれに満足して、 二日間の、いい釣行となった。
|