7月2日

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予報では雨続きだったが、くもり。
ベタ凪の無風状態で、
昨日のポイントは、ほとんど船は流れなかった。
3時間ほど竿を振ったが、ずっと0.0kmのまま。

あらら。今日も苦戦するだろうなと思っていると、・・・。
キュイーーーン。
えっ、えっ。もう掛かってくれたの?
いきなりの引きにやや緊張感があった。
このところ、ニアコンタクトが多いからだ。
これを逃せば、本命ボウズも在り得る。

心配をよそに、その魚は、鈎から外れることなく、
無事に玉網に収まった。



いい型のオスだった。
体長は57cmの中型である。

本日は、オールリリースデーだったので、
何事もなかったように、海中へ消えて行った。

釣り開始から20分後のことだった。
早々と本命をゲットすると、あとが楽。
プレッシャーなく、のんびりを楽しめる。

海面が静かなので、
あちこちでナブラがよく湧いて、
青物の群れが定期的にベイトを捕らえていた。

幸先は良かったのだが、
その後はさっぱりだった。
どうやら、本命たちは、ベイトしか目に入らないようだ。
幾度か巨大なスクール(魚群)の上を船が通ったが、
タイラバは、まったく無視されていた。

こんな時は、敢えて、スクールを避け、
その周りを探るのがよい。
試してみると、その通りだった。

が、がっ、がつん!
キュイーーーン。
最初のコンタクトがよみがえったようなアタリだった。
ポンピングの必要はなく、
竿の弾力を活用しながら、
魚を上層へと向かわせた。



はじめの本命より1cmサイズダウンな中型だった。
これも黒っぽいオス。
残念だったのは、口から内臓がはみ出していて、
再起不能だったことだ。
丁寧に処理をして、切り身にすることにした。

二尾目をランドオンさせるまでに、
随分と手間取ったが、
本命二尾を得て、満足のうちに竿を納めた。
三時間の釣行だった。





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