6月20日

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お土産釣りの二日目。
無風ベタ凪。濃霧。
霧が立ち込めるのは、この時期特有の現象である。
湖のように海面は穏やかだった。

二十分後に早速本命がコンタクトしてきた。
キュイーーーーーン。
おおっ、なかなかいい引きだ。
始めはポンピングだったが、
後にゴリ巻きで大丈夫だった。

ゲストが、「何cmくらい?」と聞くので、
「60cmくらいかな。」と答えると、
その通りの良型が上がってきた。



オスだったので、お土産用にキープした。
〆て血抜きと神経締め。
と、ここまではいつも通りだが、
そのあと、内臓を取り除いて、クーラーにしまった。
お土産とあらば、一尾一尾丁寧に処理するのが、
釣三丸流である。
内臓の処理もなるだけ早いほうがいい。

その後は、イトヨリダイがぽつりぽつり。
だが、ほとんどは、35cm未満のリリースサイズで、
なかなかお土産は増えなかった。

本命もさっぱりアタらず、広範囲に移動を繰り返した。
最終ポイントで、ようやく次のマダイのアタリがあった。

キュイーーーン。



またもやオスの本命だった。
55cmと、お土産にはちょうどよいサイズだ。

ゲストにも、本命坊主を免れるコンタクトがあった。
こちらは、メスだったので、リリースとなった。



昨日と本日の二日間で、
36Lクーラーが満タンになる程度のお土産となった。

待ちわびている人々に、
島の美味しい魚をプレゼントできるのは、何よりだ。




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