1月24日

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風速2mとの予報だったので、
完全岩礁地帯へ向かったが、駄目だった。
途中で、お茶を濁してみたが、無反応。
食いは渋いようだった。
海面水温は、まだ16℃と、
低活性の最大原因の15℃以下にはなっていない。
変だなあとは思ったが、
20℃以上でもよくあることだ。
今日は、低活性の日だろうと決め付けていた。
いろいろと波の低めのポイントを巡ったが、
二時間ほどは、まったくのノーコンタクトだった。

あーあ、今日は駄目かなあと気落ちしていた。
仕方なく、やけのやんぱちで、
あまり流したことのないエリアに行ってみた。
駄目元なら、諦めもつく。

すると、ここの潮はよく動いていた。
風も手伝って、船流速度は、2.4kmという高速。
糸もインクラインに落ちていたが、
潮ボケがすぐにくるという程ではなかった。
実績のないポイントだが、この条件では、
ひょっとすると、・・・。

ぐぐっ、がつん!
きたーっ。よしやった。
がっちりと鈎掛かりしたようだ。
キュイーーン。キュイーーン。
と、いい釣果音も聴こえた。



55cmの中型のメスが浮かび上がった。
ふーっ、これで本命ボウズはまぬがれたとよろこんだ。
メスなので、いつも逃がしているが、
今日は、完全オールリリースデーだった。

ぐぐっ、ぐい、ぐい。キュイーーン。
キュイーーン。とまたもや、いい釣果音だった。
あらら、またきたぞ。とちょっとびっくり。
確かに、マダイのいい引きだった。
やったー!と、思いもよらぬダブルコンタクトに、
船上は、一人で湧いた。(笑)

リリースデーということもあって、
良型前後のサイズだったと思うが、
リーダーを持って、強引にぶり上げようとした。
すると、頭が船縁に乗ったところで、
そのマダイが暴れて、リーダーがぷっつんこ。
自然リリースとなった。

あーあ。玉網を使えばよかった。
と、後の祭りを味わった。

その後は、ホウボウや小型のアオハタ、
40cm前後の小型マダイしか掛からなくなった。
それでも、じゅうぶん楽しんでいたが、
本命2尾目の写真撮影ができなかったことが、
やや心残りだった。

(つづく)



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