約一年ぶりに親子弟子が乗船。 鯛ラバは長い間ご無沙汰だったらしい。 それでは、いい釣りをと、最有力ポイントへと向かった。
始めのエリアはとんとアタらなかった。 転々とするも、駄目。
大幅移動すると、 そこは、やっぱりヤズが群れていて、
5本のコンタクトがあった。
ヤズもいいが、やっぱり本命だよね。 ということで、次の有力ポイントへ向かうと、
そこは、優に2.0kmを超える船流速度で、 しばしば、3.0kmを超える程だった。
いい時合いが来て、
ひと流し毎にコンタクトがあった。
まずは、親弟子に56cmの中型マダイ。
産卵直前のように腹がでっぷりとしていた。
続けて、船長にジャッキーサイズの中型マダイ。
今度は、大ダイハンター女史に、
二尾の中型マダイが掛かってきた。
どちらもオスで、またとない珍味の、 白子がたっぷりと含まれていた。
これで、四名中、三名は、本命を手に入れた。
残るは、子弟子のTくんだったが、 無情にも、なかなかコンタクトのチャンスは訪れず、 実釣時間も終了に近い時刻となり、
では、マダイは、残念だけど、この次ね。 と言いかけたところ、・・・。
ギュイーーーーーン。が出た。 潮の抵抗もかなり強く、
浮かせるのに並々ならぬ奮闘を強いられた。 しかし、Tくんの粘り勝ち。 りっぱな本命が、ついに登場することとなった。
体長69cmの準大ダイだった。
自分で玉網ですくいながら、 「やったー!」と大声を上げるほど、 待ちに待った一年ぶりの大物だった。
おめでとう!
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