月19日

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北東風のやや強い風の中、
ゲストを一人迎えての出港となった。
これで、三日続けてのゲスト釣行だった。

昨日と同じポイントから始めた。
ここでは、ゲストにいきなりキュイーーン。があって、
56cmの中型マダイがコンタクトした。(画像省略)
ベイトをたらふく食べて、丸々太っていた。
早々とゲストにコンタクトがあり、
これで、あとはのんびりできると安堵した。

更に、ゲストにコンタクトがあった。
43cmの小型マダイだった。

このゲストが、二月に乗船した時は、
時化模様で、港周りしか攻められなかった為に、
本命ボウズだった。
早々とリカバリーしたので、
本人もすっかり満足している様子だったが、
そのあとは、ゲストのコンタクトは遠かった。

しばらくの空白ののち、
船長にキュイーーン。が出た。
キュイーーン。キュイーーン。
と、良型はあるだろうという、いい引きだった。
良型は、釣果音をたっぷりと聴かせてくれう上に、
ほとんどブレイクすることはないので、
やり取りを楽しめる。
海面に現れたのは、予想通りのサイズだった。



62cmのオス。やはりでっぷりとしていた。
産卵前のマダイは、オスでもとにかくよく引く。
釣果音が二度、三度、聴けたので、船長は満足していた。
単独ならば、これにて帰港になっていたはずだが、
ゲストがいたので、満潮前後まで続けることにした。

満潮前の潮が動いたなと思っていると、
ぐい、ぐいっと、反応があった。
引きは強くはなかったが、何やら重々しい。
そのままリトリーブを続けていると、
ギュイーーーン。という強烈な釣果音が響いた。
ギュイーーーン。ギュイーーーン。ギュイーーーン。
いつまで続くのだろうと不安に思いながら、
忍耐強く、その引きに耐えた。

ようやく、引きが弱まってくれ、
何とかポンピングができるようになった。
それでも、しばしば糸は引き出される。
大ダイだ!と直感的に思った。
90cm級のヒラマサのような気もしたが、
重々しさは半端ではなかった。

やがて、ゆうらりと魚体が浮かび上がって来た。
1月26日以来の大ダイだった。
このところ、良型はよく目にしていたが、
久しぶりの大ダイには一味ちがった感動がある。



76cmあった。さすがはメスの大ダイ。
本領発揮といえるような力強い引きだった。

できれば、大物をゲストにもと、
仕掛けを釣三丸スタンダードに換えてもらった。
大ダイを釣るなら、スタンダードの方が確実性は高い。
下げの潮が動き始めれば、
もう一度、大ダイが来るかもしれないと予想した。

しかし、奮闘空しく、47cmほどの、
キロ級マダイがコンタクトして終わった。
(画像省略)

大型、良型、そしてゲストが釣った中型二尾。
水温が低く、釣果に大きな波がある三月の釣りとしては、
比較的好釣果と言えるような釣行だった。



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