2月19日

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年が明けてからというもの、
年始にこそ四連日釣行ができたのだが、
その後は、時化が多く、
例年になく出港回数が減っている。
二月は特にその傾向が強く、
出船可能な確率は三割以下と、まったく冴えない。

今日はいい凪だったが、昼前から時化た。
やや焦り気味に本命を狙ったが、
前回に引き続き、超低活性とあって、
他魚すらアタらない。
全く鈎掛かりしてくれないのである。
前回はマゴチやイトヨリダイが釣れたというのに。

ぐっ。という魚信もたったの三度。
はっきり 覚えているくらいだから、
それだけ貴重だったということだろう。
幸運だったのは、その内の一度、
本命が鈎掛かりしてくれたことだった。

中型だったが、元気のいいメスのマダイで、
キュイーーン。キュイーーン。キュイーーン。と、
三度もしっかりと、釣果音を聴かせてくれた。
良型かと勘違いしたくらいだった。



たいへん美しいメスのマダイだった。
マダイは、美しいほどパワーがある。
放すと、勢いよく海底に去って行った。

後にも先にも、 たった一度のコンタクトで、
本命が鈎掛かりしたということである。
釣三丸流タイラバならではのことだろう。

マダイは他の温帯性の魚に比べると、
低水温に強いのではないかと思われる。

今回も五時間という長い釣行だった。
この時期は、本命を一尾という目標に向けて、
長時間釣行は覚悟の上ではあるが、
できれば、三時間以内くらいの、早めのコンタクトがいい。
厳寒期の寒さは身に堪える。



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