時化の日は仕掛け作りで脳を活性する


秋は釣りにとって一番の季節で、
大小の魚が好く釣れる。
水温が低下するとともに、
魚たちは越冬に備えて栄養を蓄えようと、
盛んにベイトを追うからだ。
しかし、北東風の時化が多いのもこの時期。
一週間以上海が荒れることも珍しくない。

時化の日は、やや多めに仕掛けを作ることにしている。
手作業なので、脳が活性化する。

まとめて、ネクタイを作ることもよくある。
シリコンラバーシートに養生テープを貼り、
カッターナイフで切り取る。

集中してやらないと、形の良いものは作れないので、
緊張感を強いられる。
このことが、脳には活かされる。

一度に作るのは10本程度。
それ以上だと、集中力が途切れる。

鯛玉を作ることもある。
これは、多くて4つ。

サワラやタチウオ、巨エソといった、
タイラバキラーたちの活性も秋は高いので、
玉ロスが他の時期に比べると増える。

側面を叩いて平らにし、
色を塗って、乾いたらホログラムシールを貼る。

ホロは、ポンチで叩いて、
30個ほど作って置く。
ポンチは12mm径のものが最適だ。

あとは、フックセットと、
タイラバ本体を数セット作る。

時間を掛けてぼちぼちと、
丁寧に作業をしていく。

焦ることはないので、
満足のいく品が作れるのがいい。

手作業ほど脳を活性化させるものはないだろう。
程好い緊張感と、程好く面倒な感覚がいい。

もっとも、そう思うのも三日間くらいのもので、
それ以上になると、
海が恋しくて、ストレスフルとなる。





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