鯛玉にホログラムを貼って集魚効果を高めよう


鯛玉の側面には様々なデコレーションが施される。
どれも、アピール度を高めようというものだ。
いずれも、それなりに効果はあるだろうが、
お勧めは何といっても、ホログラムである。

なぜか？
それは、魚は鱗に反応するからだ。
青物に狙われたイワシが、
鱗をはがし、狙いを逸らす。
その鱗がひらひらと海底へ落ちてゆく。

イワシは、青物のみならず、
様々なフィッシュイーターの大好物だ。
その鱗が落ちてくると、
本能が目覚め、わくわくする。

イワシの鱗に限ったことでは無い。
港で魚をさばいて、その鱗を流すと、
アジなどの小魚が沢山集まって来る。

同じように、
海中では、ホログラムシールを貼った、
タイラバがひらひらと落ちてくる。
魚たちは、それに反応し、
しばしば捕食スイッチを入れる。
という訳である。

だから、キラキラした鱗を演出するものを、
鯛玉に貼り付けていると、集魚効果が生まれる。

ホログラムのネクタイを使うことも、
実際に行われているが、
ネクタイが複数あると、
鈎掛かりの邪魔をする可能性が高くなる。
鯛玉に貼り付けたホログラムで十分である。