タイラバの鈎絡みにはご注意を


タイラバは、ソフトルアーだけに、
頻繁(ひんぱん)に鈎絡みをする。

1.鈎が鯛玉(錘)の上のリーダーに掛かっている。
2.鈎が鯛玉の上の穴に引っ掛かっている。
3.ネクタイに鈎が突き刺さっている。
4.鈎がネクタイを抱いている。

このような場合は、ネクタイの泳ぎが不自然になるので、
コンタクト率は、ほぼ0%になる。
つまり、このような状態でリトリーブを続けても、
釣れないどころか、プレコンタクトすら無いだろう。

鈎絡みではないが、
5.スカートが丸まっている。
という場合にも、魚は掛からない。

3.〜 5.は、プレコンタクトの後に、
そのような状態になることがよくあるので、
ぐぐっと来て、鈎に乗らなかったら、
すぐに回収して仕掛けを確かめてみよう。
かなりの確率で、鈎絡みが起こっているはずだ。
そのまま、いくらリトリーブを続けても、
まず魚が掛かることは無い。

落としてすぐにプレコンタクトした場合など、
「また、回収か。」と労力を惜しむ気持ちが出るが、
マダイが一度咥えて、餌でないことが分かると、
二度とそのタイラバは追わないので、
さっさと回収してしまった方が、ずっといい。
回収して、しっかり目線を切り、
再度フォールして仕切り直しをしよう。
そうすることで、コンタクト率は確実に高くなる。

また、仕掛けを海中へ入れる場合は、
そっとやさしく水に馴染ませるように入れ、
できれば、ネクタイがひらひらと泳いでいるのを、
しばらく確かめて、
落とすようにすると良いだろう。
ドボーンと投げ入れると、
その時点で鈎絡みしてしまうこともある。



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