7月25日

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朝の内は曇っていたので、
涼しくて、今日は釣り日和だなと思っていた。

しかし、船が流れないで苦戦した。
いつものように港近くで粘っていたのだが、
小型のイトヨリしかアタらない。

業を煮やして、沖へ出ることにした。
だが、そこでもアタらない。
船流速度は0.0kmだった。

船が動くエリアを求めて、転戦した。

ようやく、1.0km前後で流れているポイントがあった。
うん、これで何とかなりそうだ。
と思っていると、ガツッというアタリがあった。
そして、激しい釣果音が聴こえた。

ギュイーーーーーン!
キュイーーーーーン。

まるで、青物の80cm級のような引きだった。
指ブレーキを掛けながら、引きを楽しんだ。

中層までは、ヒラマサかと思っていたが、
上層まで持ち上げて、そうではないことを悟った。
引きが急激になくなって、ポカンと浮かび上がって来た。

おおーっ、と感嘆の声を上げた。



オスの大ダイだった。

これは、うれしい。

5月29日に準大型を釣って以来の大物だった。

水槽を出して、血抜きをしたまま、
港へと向かった。

これで、9食分の切り身と、カマをゲットしたことになる。

今日は苦労したが、
2時間半後のナイスコンタクトに、労は報われた。

島の海に、感謝!





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