朝の内は曇っていたので、 涼しくて、今日は釣り日和だなと思っていた。
しかし、船が流れないで苦戦した。
いつものように港近くで粘っていたのだが、 小型のイトヨリしかアタらない。
業を煮やして、沖へ出ることにした。
だが、そこでもアタらない。 船流速度は0.0kmだった。
船が動くエリアを求めて、転戦した。
ようやく、1.0km前後で流れているポイントがあった。 うん、これで何とかなりそうだ。 と思っていると、ガツッというアタリがあった。
そして、激しい釣果音が聴こえた。
ギュイーーーーーン! キュイーーーーーン。
まるで、青物の80cm級のような引きだった。
指ブレーキを掛けながら、引きを楽しんだ。
中層までは、ヒラマサかと思っていたが、 上層まで持ち上げて、そうではないことを悟った。
引きが急激になくなって、ポカンと浮かび上がって来た。
おおーっ、と感嘆の声を上げた。
オスの大ダイだった。
これは、うれしい。
5月29日に準大型を釣って以来の大物だった。
水槽を出して、血抜きをしたまま、 港へと向かった。
これで、9食分の切り身と、カマをゲットしたことになる。
今日は苦労したが、 2時間半後のナイスコンタクトに、労は報われた。
島の海に、感謝!
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