今日も酷暑な釣りだった。 風が弱かったので、ひたすら暑い。 だらだらと汗が滴り落ちるのを背中に感じていた。
いつもの小型ステンレスボトルでは足りずに、 クーラーの中にアクエリアスのペットボトルを準備していた。
ねらいのポイントは、
大量のごみがプカプカと浮かんでいて、 釣りにならなかった。 いきなりの肩透かしで、移動。
あちこち回ってみたが、
どこも、0.0kmの船流速度で、 これまた、釣りにならない。 船が流れないと、カナトフグがよく掛かるのだ。
やむなく、遠征。
ここで、ようやく0.7kmほどで流れてくれた。 待ってましたとばかりに、 キュイーーーン! いい引きを味わいながら、
中型のオスが姿を現した。
出港してから2時間後のことだった。 暑いのもあって、随分と長く感じたものだった。 本命ボウズを切り抜けて、安堵の深呼吸。
しばらくアタリがなかったので、 またまた大幅移動。 もう、十数キロは走ったことだろう。
このポイントは、活性があった。
キュイーーーンときて、 ゲストが先程と同じサイズを釣り上げた。
これもまた、オスの中型だった。
二人ともに本命をキャッチし、ほっとひと安心。
これで帰ってもよかったが、 かなり大きなスクール(小魚の群れ)がいて、
船の流れ良し、ラインの角度良し。 ナブラも湧いた。
止める訳にはいかなくなって、予定時刻を延長した。
すると、ゲストに、二尾目の中型マダイ。
つづけて、船長に、キュイーーーーーン。があって、 おおっ!マダイの大物かと、ざわめき立った。 だが、いつまでも引きが続くので、
ヒラマサ関係の魚だと察知した。
ヒラゴだった。 夏マサはこぶりでも美味しいので歓迎だ。
この一尾で、納竿のタイミングとなった。
暑い上に、長距離クルージングを強いられて、 少々難儀な釣りとなったが、 そこそこの釣果を得て、満足感があった。
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