7月最終日となった。 相変わらず南風がよく吹いているが、 今日は、やや穏やかだったので、 エソがおらず水深が浅い岩礁地帯へ向かった。
船の流れは、1.2kmが最高で、 0.0kmの状態も長く続いた。 活性は、中程度で、船の動きが止まると、
カナトフグがよくアタックしてきたから、たまらない。 4つの仕掛けをボロボロにされながら、 4匹のフグを釣り上げた。
カナトフグは、無毒なのだが食べる気になれない。
巨エソはいないので、鯛玉を失うことはないが、 本体は、容赦なく蝕(むしば)まれる。 カナトフグは、銀色の鈎にも反応するので、
たとえ、ネクタイやスカートが皆無になったとしても、 鈎をシラスなどと勘違いして食い付くので、 鈎掛かりすることが多い。
フグに悩まされながらも、 3尾の本命を釣り上げることができたのは、幸いだった。 中型ながら、それぞれに短いながらも、
しっかりと釣果音を聴くことができた。
すべてがメスだった。
大物はこなかったが、 本命三尾ならいうことはない。
一度、キュイーーーーーンがあって、 おおっ、大型が来たか!と期待したが、
71cmのヒラゴだった。
夏マサは美味しい。 今日もリリースデーだったが、 別荘の大家さんへのお中元ということにした。
うちの大家さんは、まことに好々爺で、 先日も、暑い中、家周りの草刈りをしていただいた。 齢八十を超えておられるが、
元気に作業されているので、安心している。
実釣中に、いっとき風が凪いだことがあった。 風が止まると、もうたまらない。
汗がしたたり落ち、不快指数が突如として急上昇する。 猛暑日の凪は、苦痛でしかない。
本日の釣果点は、
中型3尾・・・3点、ヒラゴ1尾・・・2点の、 計5点だった。 まずまずである。
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