7月27日

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強めの南風。
潮ボケが早いので、浅場を主に流した。
アタリが少なく、食いも渋い。
あらら、今日は二人して坊主かな?
と、二時間ほどを棒に振っていた。

あちこち探っていたら、
ようやくゲストに、短い釣果音があった。
潮の抵抗の為か、なかなか上がらない。
大きさの割には随分と時間が掛かったが、
無事、中型の本命が姿を現した。



これで、本命坊主はクリア。
いつものように海へお帰りいただいた。

さて、次は船長だ!
と張り切ってリトリーブをしていると、
重々しい引きがあった。
ドラグの逆回転はなかったが、
キロオーバーの手応えは確かにあった。

あらあ、巨エソのようだ。
と言いながら、リーダーを食い千切られないかと、
冷や冷やしながらのやり取りだった。



46cmのアオハタに、
ほっと胸をなで下ろした。

釣り辛く、低活性な状況で、
何とかそれぞれ本命、準本命を手にすることができた。
約三時間の、散歩のような釣行だった。




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