南の風3mという予報だったが、 4〜5m吹いていた。 波は、1mとあったので、 うねりが無ければ良いだろうと、出港した。
始めは、イトヨリダイが少し釣れたのみ。 なかなか本命はこない。 遠征する予定はなかったのだが、
こうも釣れなければ、多少の長距離移動はやむを得まい。
思い切って、流れの速い瀬戸へと足を運ぼうと思い、
船を走らせている途中に、かなり大きなスクールを発見。 即、船を止めてリトリーブをした。
すると、・・・。
ギュイーーーーーン!
ゲストの竿にアタリがあった。 大ダイかと喜び勇んで、竿を受け取り、 魚種を確かめた。 どうやらヒラマサのようだった。 ギュイーーーン。
ギュイーーーン。 痛快なまでの釣果音だった。
指ブレーキ&ポンピングにて対応。 ゆらゆらと見えてきた魚は、まさしくヒラマサだった。
ベイトを追いかけながら群れで移動するヒラマサだった。 移動性のヒラマサである。 もし、居着きのものだったら、 おそらく瀬切れしていただろう。
岩礁地帯だったのである。
夏マサを釣り上げたゲストは、 大いなる笑顔を見せてくれた。
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