7月26日

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南の風3mという予報だったが、
4〜5m吹いていた。
波は、1mとあったので、
うねりが無ければ良いだろうと、出港した。

始めは、イトヨリダイが少し釣れたのみ。
なかなか本命はこない。
遠征する予定はなかったのだが、
こうも釣れなければ、多少の長距離移動はやむを得まい。

思い切って、流れの速い瀬戸へと足を運ぼうと思い、
船を走らせている途中に、かなり大きなスクールを発見。
即、船を止めてリトリーブをした。

すると、・・・。

ギュイーーーーーン!
ゲストの竿にアタリがあった。
大ダイかと喜び勇んで、竿を受け取り、
魚種を確かめた。
どうやらヒラマサのようだった。
ギュイーーーン。
ギュイーーーン。
痛快なまでの釣果音だった。

指ブレーキ&ポンピングにて対応。
ゆらゆらと見えてきた魚は、まさしくヒラマサだった。



ベイトを追いかけながら群れで移動するヒラマサだった。
移動性のヒラマサである。
もし、居着きのものだったら、
おそらく瀬切れしていただろう。
岩礁地帯だったのである。

夏マサを釣り上げたゲストは、
大いなる笑顔を見せてくれた。



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