7月23日

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台風5号を挟んで五日ぶりの出港。
気圧は985hPaと、大したことはなかったが、
大型の台風だったので、丸一日暴風雨だった。

南風が4mほど吹いていた。
波があるので遠征は無理。
港から10分以内で漁をしよう。

水深 50m台のエリアを流した。
それでも潮ボケがすぐに来る。
65m以上は避けたほうがいい。
ファーストリトリーブで、
そろそろ回収しようかという頃合い。

キュイーーーンが出た。
潮の抵抗が強いので、大きさがよくわからない。
大物ではないようだが、
ポンピングにて対応した。



中型のオレンジマダイだった。
黒っぽくてオスのようだが、
目の上がしっかりブルーで、メスと判断し、リリース。

初っ端から本命がコンタクトすると、
あとが続かないことが多々ある。
今日もそういう日か。
と、やや弱気になった。

今日は、やたらとエソの活性が高かった。
巨エソが次々とアタックしてくるのだった。
釣り上げたのは2匹、やられた仕掛けが1つ。
リーダーがザラザラになって、
危うく、タイラバロスとなることも一度。
まったく、もう。うんざりだった。
かといって、エソがいない岩礁地帯は遠いし、深い。

あっという間に流されるので、
立て直しに汗をかいた。
船がよく揺れて、足腰の筋肉が疲労気味。
運動も兼ねているので、まあ、いいか。

ようやく、エソらしくないアタリがあって、
キュイーーーンが出た。
が、あまり引かない。
うわっ、またしてもエソかと、
恐怖に顔がゆがんだ。

中層でも、キュイーーーンと糸が出た。
うーん、何だろうと思っていたら、
うれしいアオハタの、キロオーバーだった。



これは、歓迎。
丁寧に処理してクーラーへ仕舞った。

本命と準本命が釣れたし、
風と波は更に強くなったし、
もうひと流しで帰ろうと思った。

キュイーーーン。
今日、三度目の釣果音があった。
これは、確かにマダイの引きだと喜んだ。
やっぱり本命の引きが一番だ。



今度は、パールピンクの中型だった。
先ほどのマダイより少し大きくて、53cmだった。
メスなので、漁の日もリリース。

港へ戻り、アオハタをさばいた。
切り身が四日分取れた。
今夜は、カマハラミをいただくことにしよう。

船がよく揺れ、巨エソの攻撃に悩まされたが、
結果的には、いい釣りができたように思う。

梅雨が明け、風は強かったが、
蒸し暑さを感じていた。
これから、真夏の漁が始まるということだろう。




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