梅雨がまだ明けていない。 曇り空の下、出港することになった。 比較的近場の浅いエリアを流すことにした。 近くに小漁師船が五艘。
狙っているのはイトヨリダイだろうか。
今日はお土産デー。 別荘の大家さんへ鮮魚を届けようと思っていた。 だが、・・・。
船が動かずに苦戦。 満潮前は、ほとんど動かなかった。
満潮後の潮が動くまでの二時間を、 あーあ、釣れんなあとぶつぶつ。
イトヨリダイはアタるが、お土産にもならない。 35cm以下ばかり。
更に一時間が経ち、 ようやく潮が動き始めた。
ということで、がつ、がつっ。 キュイーン。 キュイーン。 1.8kmで流れているものだから、 サイズの割には糸が出る。
中型のメスだった。
型は物足りないが、本命なら、まあ、いいか。 と、自分に言い聞かせて、次をねらうことにした。
入れ食いだった。
約一時間で、チダイが三尾とイトヨリダイが一尾。 ちょうどよいくらいのお土産ができた。
一度、大物らしき魚もアタったが、
ニアコンタクトに終わった。
スクール(小魚の群れ)がほとんど見られなくなった為か、 マダイのコンタクトは難しくなったようだ。 苦戦の日々が続くのかも知れない。
今日までの三連続釣行は、 それぞれ、本命がかろうじて一尾という、 眉の最後尾を下げて、 苦笑いするといったものだった。
まっ、いいか。
|