7月5日

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北北東の3〜4mという予報だった。
ダメもとで行ってみるかと出港する。
今にも白波が立ちそうな雰囲気だったが、
しばらくは大丈夫そうだったので、
比較的近場を探ることにした。

船流速度は、1.2kmと、なかなかの好条件。
しかし、なかなかアタらない。
やはり、場所がよくなかったのかと、
少し移動することに。

魚探には大ダイが映っている。
廉価な製品(実売10万)なので、
あまり当てにはならないのだが、
いないこともないようだ。

がつっとアタリがあって、・・・。
キュイーーーン。
おおっ、きた、きた。
大型ではないようだ。
キュイーーーン。

中型くらいだろうが、
本命にしては、引きがいつもと違っていた。
大物根魚でもなさそうだ。
なんだろう?

正体は、・・・。
これだった。



キロ級はたっぷりとある。
ヨコスジフエダイだった。
50cm弱だったが、これは、釣三丸レコードとなった。

パンパカパーン。

くせがない白身魚で、けっこう高い。
見るからに旨そうな太りっぷりだったが、
今日は、リリースデーだったのだ。

もし、これがマハタの50cmならと、
思わないでもなかった。
少し、残念。
まあ、それでも、キロ級なので、
準本命ということで、ボウズはクリア!

そろそろ風も出てきたし、
帰ろかな、帰るのよそうかな。
と迷っていると、・・・。

キュイーーーーーン。
おおっ!これは、・・・。
二度目は、キュイーーーン。
だが、なかなかにいい引きだった。
釣果音は、何度聴いてもいいもんだなあ。
これを聴く為に、小漁師やってるんだよね。
などと、他愛もない一言を連発しながら、
楽しくやり取りをした。



上がって来たのは、メスの準良型だった。
いかにもパワフルないでたちであった。

三時間も経っていなかったが、
風が強まり、糸が斜めになり過ぎたので、
本日の釣りは、幕引きとなった。




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