北北東の3〜4mという予報だった。 ダメもとで行ってみるかと出港する。 今にも白波が立ちそうな雰囲気だったが、
しばらくは大丈夫そうだったので、 比較的近場を探ることにした。
船流速度は、1.2kmと、なかなかの好条件。
しかし、なかなかアタらない。 やはり、場所がよくなかったのかと、 少し移動することに。
魚探には大ダイが映っている。
廉価な製品(実売10万)なので、 あまり当てにはならないのだが、 いないこともないようだ。
がつっとアタリがあって、・・・。
キュイーーーン。 おおっ、きた、きた。 大型ではないようだ。 キュイーーーン。
中型くらいだろうが、
本命にしては、引きがいつもと違っていた。 大物根魚でもなさそうだ。 なんだろう?
正体は、・・・。 これだった。
キロ級はたっぷりとある。
ヨコスジフエダイだった。 50cm弱だったが、これは、釣三丸レコードとなった。
パンパカパーン。
くせがない白身魚で、けっこう高い。 見るからに旨そうな太りっぷりだったが、 今日は、リリースデーだったのだ。
もし、これがマハタの50cmならと、 思わないでもなかった。 少し、残念。 まあ、それでも、キロ級なので、
準本命ということで、ボウズはクリア!
そろそろ風も出てきたし、 帰ろかな、帰るのよそうかな。 と迷っていると、・・・。
キュイーーーーーン。 おおっ!これは、・・・。 二度目は、キュイーーーン。 だが、なかなかにいい引きだった。
釣果音は、何度聴いてもいいもんだなあ。 これを聴く為に、小漁師やってるんだよね。 などと、他愛もない一言を連発しながら、
楽しくやり取りをした。
上がって来たのは、メスの準良型だった。 いかにもパワフルないでたちであった。
三時間も経っていなかったが、
風が強まり、糸が斜めになり過ぎたので、 本日の釣りは、幕引きとなった。
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