午前7時に出港。 港から10分走り、水深60mのエリアで竿を振る。 0.0kmが続いた。 ラインもバーチカルで、低条件。
海面水温は、19℃になっていたが、 昨年のこの時期には20℃をとっくに超えていたので、 今年は水温上昇が遅い。
それでも、徐々に上がっていけば、 魚たちの食い気も少しずつ増すはずである。 だが、こうも船が流れないと、駄目なようである。
2時間粘ったのち、業を煮やして移動した。 5分ほど船を走らせると、 なんとそこは、1.4km平均で流れていた。 2.0kmという高速もあった。
ここで、昨日に引き続き、 「たぬきの釣り日和」となった。 ぽんぽこぽんぽこ釣れるという意味である。(笑)
イトヨリダイがよく釣れた。 潮の抵抗もあって、ドラグの逆転もしばしばだった。 40cm以上のキープサイズが、5尾は釣れただろうか。
つぎつぎと釣れるものだから、何尾釣れたか、 脳の海馬に記憶を留めて置くことすら難しかった。
本命もきた。 52cmと55cm。
小型マダイや、チダイも、
我先にとタイラバを咥えにやって来た。 落とせば掛かるという状態が2時間ほど続いた。 もっと続いただろうが、疲れてやめた。
無反応だった2時間と、 リリースに汗をかいた2時間。 あまりの違いにびっくり仰天だった。 潮が動き、船が流れることが如何に大切か。
改めて思い知らされたような事例だった。
風が弱かったので、 1時間ほどは、 船の向きと、流される方角が、
直角になって、大変釣り辛かった。 もし、複数人で釣っていたら、 文字通り、「お祭り」騒ぎとなっていただろう。(笑)
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