6月2日

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午前7時に出港。
港から10分走り、水深60mのエリアで竿を振る。
0.0kmが続いた。
ラインもバーチカルで、低条件。

海面水温は、19℃になっていたが、
昨年のこの時期には20℃をとっくに超えていたので、
今年は水温上昇が遅い。

それでも、徐々に上がっていけば、
魚たちの食い気も少しずつ増すはずである。
だが、こうも船が流れないと、駄目なようである。

2時間粘ったのち、業を煮やして移動した。
5分ほど船を走らせると、
なんとそこは、1.4km平均で流れていた。
2.0kmという高速もあった。

ここで、昨日に引き続き、
「たぬきの釣り日和」となった。
ぽんぽこぽんぽこ釣れるという意味である。(笑)

イトヨリダイがよく釣れた。
潮の抵抗もあって、ドラグの逆転もしばしばだった。
40cm以上のキープサイズが、5尾は釣れただろうか。
つぎつぎと釣れるものだから、何尾釣れたか、
脳の海馬に記憶を留めて置くことすら難しかった。

本命もきた。
52cmと55cm。





小型マダイや、チダイも、
我先にとタイラバを咥えにやって来た。
落とせば掛かるという状態が2時間ほど続いた。
もっと続いただろうが、疲れてやめた。

無反応だった2時間と、
リリースに汗をかいた2時間。
あまりの違いにびっくり仰天だった。
潮が動き、船が流れることが如何に大切か。
改めて思い知らされたような事例だった。

風が弱かったので、
1時間ほどは、
船の向きと、流される方角が、
直角になって、大変釣り辛かった。
もし、複数人で釣っていたら、
文字通り、「お祭り」騒ぎとなっていただろう。(笑)






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