5月29日

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北西の風が程よく吹いて気持ちの良い出航だった。
8時から釣り始めた。まずかかったのは小さなエソ。
仕掛けが切れてなくてよかった。

そのあと、ものの30分で、
船長さんに「ググッ。」という強い引きが来た。
竿が大きくしなってる。
大鯛か、ブリか、ヒラマサか、まだ分からない。
船長は、船首に移動し、
船首を行き来しながら格闘している。
魚の引きと駆け引きしながらリールを巻き続けていたが、
「ギュイーン。」と何度も糸が逆行している。
強烈な引きである。
きっとブリか、ヒラマサだ。

私はビデオ撮影にむけてスタンバイしていた。
まだまだのようである。
「がんばれ。がんばれ。」と心でエールを送った。
船長さんは、まだまだ格闘している。
いつまでも引きが強いのでブリのようだ。

20分後に、やっと海中に姿が見えた来た。
大きなブリだ。



玉網に掬って測ったら89cmのブリだった。
引いたはずだ。
船長さんは「400mを全力疾走したくらい大変だった。」
と息を切らしていた。

その後、船長さんは、中型マダイも釣り上げた。



今夜は釣りたてのブリのお刺身に舌鼓を打った。
言うまでもなくうっとりとするような味だった。
寒ブリでなくても、釣りたては美味かった。


釣三丸助手・記



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