前の出港から、またまた時化続きで、 1週間ぶりのリトリーブをすることになった。 前回、そこそこに切り身をキープしていたので、
今日は、パーフェクトリリースデーということで、 とにかく、釣りのみを愉しむことにした。 漁の日でなければ、2時間のゆとりが生まれる。
前回は、2時間後に本命がコンタクトした。
果たして今日はどうだろうか。
始めは、キープサイズのチダイ。 続けて、キープサイズのイトヨリダイ。 イトヨリダイは、リリースが難しい。 浮袋が口からはみ出すので、
空気をていねいに抜かなければならない。 きちんと抜いてやれば、たいていは復活する。
1時間半後に、本命のアタリがあった。 キュイーーン。
キュイーーン。と短い釣果音があった。 とにかく、1度でいいから、 ドラグが働いてくれると、うれしい。
いつもの、美しいマダイが姿を見せた。 やあ、こんにちは!と記念撮影に応じてくれた。
それから、しばらくは、 ああっー、残念!というような準中型のコンタクト。 数枚釣り上げたところで、
ようやく二度目の本命が鈎をくわえた。 キュイーーン。が聴こえた。
最初のはパールピンクで、
これは、オレンジマダイ。 エビやカニをよく食べていると、こうなる。
型は物足りなかったが、 本命のマルチコンタクトなら、まあ満足だ。
完全放流の日は、 あれよあれよという間に、6時間が経っていた。 心地良い疲労感がする。
感覚的には、食いは渋かったように思ったが、
本命2尾、小型マダイ6尾、チダイ1尾、 イトヨリダイが2尾。 結果的には、1時間に2尾の割合で、 何らかの魚がコンタクトしていた。
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