2月25日

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前の出港から、またまた時化続きで、
1週間ぶりのリトリーブをすることになった。
前回、そこそこに切り身をキープしていたので、
今日は、パーフェクトリリースデーということで、
とにかく、釣りのみを愉しむことにした。
漁の日でなければ、2時間のゆとりが生まれる。

前回は、2時間後に本命がコンタクトした。
果たして今日はどうだろうか。

始めは、キープサイズのチダイ。
続けて、キープサイズのイトヨリダイ。
イトヨリダイは、リリースが難しい。
浮袋が口からはみ出すので、
空気をていねいに抜かなければならない。
きちんと抜いてやれば、たいていは復活する。

1時間半後に、本命のアタリがあった。
キュイーーン。
キュイーーン。と短い釣果音があった。
とにかく、1度でいいから、
ドラグが働いてくれると、うれしい。

いつもの、美しいマダイが姿を見せた。
やあ、こんにちは!と記念撮影に応じてくれた。



それから、しばらくは、
ああっー、残念!というような準中型のコンタクト。
数枚釣り上げたところで、
ようやく二度目の本命が鈎をくわえた。
キュイーーン。が聴こえた。



最初のはパールピンクで、
これは、オレンジマダイ。
エビやカニをよく食べていると、こうなる。

型は物足りなかったが、
本命のマルチコンタクトなら、まあ満足だ。
完全放流の日は、
あれよあれよという間に、6時間が経っていた。
心地良い疲労感がする。

感覚的には、食いは渋かったように思ったが、
本命2尾、小型マダイ6尾、チダイ1尾、
イトヨリダイが2尾。
結果的には、1時間に2尾の割合で、
何らかの魚がコンタクトしていた。



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