2019年の初釣りとなった。 ゲストは二名で、いずれもこの日を待ちわびていた。 午前中はほぼ快晴ベタ凪で、暖かく気持ちいい。
エソは嫌なので、岩礁地帯へ向かった。 エソは、少しでも砂地が点在していると、ちゃっかり居付いている。 油断も隙も無い、世にも怖ろしい怪魚である。
カナトフグは、ほとんど掛からなくなり、 これらの2種がタイラバにアタックしてこなければ、 まるで、天国で釣りをしているかのようだ。
Kさんは、年に一、二度乗船する。 福岡からやって来られて、島の魚が大好きだ。 美味しいことをよくご存じである。 奥さんは根魚が大好きなので、
このところよくキジハタがアタっているエリアへ船を進めた。
ここで、キジハタやウッカリカサゴなどを次々と釣り上げた。
あまり好ましくないイラもよく掛かった。 マダイは、始めに大ダイハンター女史が、 小型を一尾、続けて中型を一尾掛けた。
ジャッキー(1kgちょうど)だったが、 今年初の本命に、お神酒を掛けた。(ウソ)
続いては、Kさんにいい引きがあって、
同サイズの本命がコンタクトした。
Kさんもたいへんよろこんでくれた。 船長もゲストがそれぞれ本命を釣って、 大満足とはいかないまでも、
ほどほどによかったと思っていたようだ。
根魚も沢山つれたし、5時間経ったし、 ラストの流しにすることにした。
これで終わろうと思っていたし、そうなるはずであった。
ところが、・・・。
(つづく)
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