1月4日

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2019年の初釣りとなった。
ゲストは二名で、いずれもこの日を待ちわびていた。
午前中はほぼ快晴ベタ凪で、暖かく気持ちいい。
エソは嫌なので、岩礁地帯へ向かった。
エソは、少しでも砂地が点在していると、ちゃっかり居付いている。
油断も隙も無い、世にも怖ろしい怪魚である。
カナトフグは、ほとんど掛からなくなり、
これらの2種がタイラバにアタックしてこなければ、
まるで、天国で釣りをしているかのようだ。

Kさんは、年に一、二度乗船する。
福岡からやって来られて、島の魚が大好きだ。
美味しいことをよくご存じである。
奥さんは根魚が大好きなので、
このところよくキジハタがアタっているエリアへ船を進めた。

ここで、キジハタやウッカリカサゴなどを次々と釣り上げた。
あまり好ましくないイラもよく掛かった。
マダイは、始めに大ダイハンター女史が、
小型を一尾、続けて中型を一尾掛けた。



ジャッキー(1kgちょうど)だったが、
今年初の本命に、お神酒を掛けた。(ウソ)

続いては、Kさんにいい引きがあって、
同サイズの本命がコンタクトした。



Kさんもたいへんよろこんでくれた。
船長もゲストがそれぞれ本命を釣って、
大満足とはいかないまでも、
ほどほどによかったと思っていたようだ。

根魚も沢山つれたし、5時間経ったし、
ラストの流しにすることにした。
これで終わろうと思っていたし、そうなるはずであった。

ところが、・・・。

(つづく)




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