9月25日

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弟子の浜ちゃんと熊本からのゲストを乗せて出港。
北東風の3mと、いい条件だった。
船は常時1.1km以上で流れ、
満潮前後には、2.0km以上となった。

潮ボケが早めに来るので、
60m前後の比較的浅場を集中的に攻めた。

まずは、船長にアタリがあって、
幸先よく、65cmの良型がコンタクトした。
キュイーーン。という釣果音が数回あった後、
ネットインとなった。



メスのマダイだったが、痩せていた。

続けて、またもや船長にコンタクト!
キュイーーン。は二度聴こえた。
50cm級かなと思ったら、
その通りの55cmが姿を現した。



二尾共に、オレンジ系の健康色だった。
二人は、本命ボウズが続いていた。
ゲストには、キュイーーーーーン。が出たが、
68cmのブリの幼魚だった。
本命ではなかったが、引き味は堪能。

条件はかなりいい。なのに、食わない。
ホウボウが三尾アタったくらいで、
やや不満げに時は流れて行った。

もうすでに、五時間が過ぎ、
残り一時間で納竿する予定時刻となった。

最終流しとなり、潮が緩んだ。
浜ちゃんは、うとうとしていた。
釣れないので、眠気が来たという訳だ。
ところが、その竿にアタリがあった。
キュイーーーーーン。
キュイーーーーーン。
いい釣果音に目が覚めたようだった。
ニコニコしながら、やり取りを楽しんでいた。



前回の釣行に引き続き、68cmの準大ダイを釣り上げ、
満面の笑みを浮かべていた。

「じゃあ、納竿しよう。」
と声を掛けた時だった。
ぎりぎりまで粘っていたゲストの竿が、
何と、大きく弧を描いたではないか。
唯一の本命ボウズだった人に、
土壇場で、海の神が微笑んでくれたのだった。
キュイーーーーーン。とかなりの糸出しも確認した。
喜びに満ち溢れた様子で、やり取りをしていた。



これまた、良型だった。
66cmの美しいオスであった。

これで、全員安打。
三名共に良型を釣り上げるという快挙だった。
やはり、北東風の日は釣果がいい。
満潮前後の急速な流れより、
潮が緩んで鈎掛かりするという典型的な事例だった。




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