9月24日

コメント

前回の奇蹟のようなコンタクトの余韻は、
まだ、船長の頭に残っていた。
気のせいか、海が愛(いと)おしい。
ああいいうドラマがあると、
こちらもうれしい気分が長続きする。
彼女がいい人だけに、心からよろこべる。

さて、今日の条件はとても良かった。
流石(さすが)は北東風といったところか。
条件がいいので、比較的近場を流すことにした。

すると、いきなり、キュイーーーーーン。
さっそくの本命かと期待した。
だが、釣果音はその一度だけ。
なんだ。マダイではないのか。
と、やや気落ちしていた。
どうか、エソでありませんように。

今日は、オールリリースデーだった。
本命を一尾釣って画像に収めればそれでよし。

重量感だけが手に伝わっていた。
そのままごり巻きしていると、
思ってもみなかった魚体が姿を見せた。
おおっ!超高級魚のタカバだったのだ。



49cmあった。2kg近くありそうだった。
早々と準本命を釣ってしまい、
ひゅるひゅるーとモチベーションが低下した。
この魚、高級魚だけに、
さすがに、リリースにはためらいがあった。

船は、港の方角を目指して流されていた。
このまま、放浪流ししながら帰ろうと考えた。

さすがは、好条件、高活性。
リリースが面倒なくらい次々と魚が食ってきた。

本命は一度、鱗外れのコンタクトがあったのみ。
一本の鈎には二枚、もう一本には一枚鱗が刺さっていた。
何とも念入りな鱗外れには、笑ってしまった。
大きなマダイらしき鱗だった。

今日の釣りは、二時間で終了。
マハタをさばいて切り身を作った。
「タカバ丼」にありつける。




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