山ちゃんと大ダイハンター女史が乗船。 女史は、超高級魚天然シマアジを釣り上げた後、 早々と船酔いでリタイア。
超高速な船流速度に悩まされつつ、
山ちゃんが44cmの準キロ級を、 船長も同じく、44cmの準キロ級をコンタクト。
今日は、やたらと潮ボケが起こり、 いつもとは違って、
流れが少しでも遅くて、 着底が分かりやすいポイントを探し歩いた。
チダイやイトヨリダイをぼちぼち追加しつつ、 四時間後にようやく、
比較的リトリーブしやすいエリアにたどり着いた。 見当はつくのだが、行ってみなけりゃ分からない。
糸はインクラインに出ていて、
船流速度は、1.6kmだった。 付け加えて、満潮直後の潮が動いた。 典型的な「大ダイ流れ」がついに訪れたのだった。
始めの引きは大ダイらしく、大したことはない。 ぐいぐいっと頭を振って鈎を外す動作による手応えだった。
ギュイーーーン。
やっぱり、大ダイだった。 いや、潮の抵抗が強いので、良型くらいか。 キュイーーン。にトーンダウンした。 60cm前後だろうか。
サイズを予想しながらやり取りする面白さがある。
重量感がしっかりあったので、 大ダイかも。 ということで、姿を見せた。
71cmのオスの大ダイだった。
10日ぶりの大ダイである。 オスなので、山ちゃんへのプレゼント。 血抜き、神経締めもうまくいった。
あとは、山ちゃん自身が本命を釣り上げること。 「大ダイ流れ」は終わっていたが、 その名残はまだあった。 「山ちゃん、あと10分くらいだよ。」
と告げるや否や、コンタクトがあった。
キュイーーン。キュイーーン。 糸が釣果音を奏でていた。 よし、やった!
潮の抵抗が強く時間が掛かったが、 その分、たっぷりと引きを楽しんだようだ。
オスの準良型だった。
これで、本命ゲットにて、 船長もほっとひと&。じゃなくて、安堵。
炎天下の中、五時間半の釣行を終えることにした。 お土産はたっぷり。
前回に引き続き、家族で島の極上鮮魚を味わうことだろう。
めでたし、めでたし。
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