相変わらずの低条件だった。 他魚の反応がぼちぼちといったところで、 イトヨリダイやチダイが、 時折、小気味よく竿を叩いた。
うーん、今日は、本命ボウズかな。 とあきらめモードでリールを回していると、 タイラバを追ってくる魚を感じた。
ぐっ。ぐぐっ。ぐぐぐーっ。乗った。 コンタクト!糸が出ないので、また他魚かなと、 少々残念に思いながらやり取りをしていると、
キュイーーン。が出た。 短いが、二度釣果音があったので、 50cm級ではあるまいかと、よろこんだ。
やはりそうだった。
51cmのメスだった。 内蔵がはみ出して、回復不能状態だった。 丁寧に〆て、クーラーボックスへ。
二時間にも満たない短時間釣行だったが、 本命のコンタクトに満足することができた。
出港が遅かったので、
すでに日が高く上り、暑くなっていた。 さばく作業も考えて、早めの納竿となった。
船を出して二時間ほどの釣りをしても、
真夏の猛暑では、かなりの疲労感を覚える。 暑いので、心地良い疲れとは言えないが、 いい運動になるだろうと、 性懲りもなく、出船を続けている。
早く涼しくなってほしいのはやまやまである。
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