弟子の浜ちゃんと出港。 風は南風の3mと、涼しげな雰囲気。 真夏の海風は、気化熱効果も手伝って、 陸(おか)よりはずっと涼しい。
潮力と風力が相殺されて、 0.0kmのままではないかと心配したが、 あにはからんや(意外にも)、1.2km平均で、
船は流れていた。時には理想的な1.6kmになることも。
今日は釣れそうだと予感した。 案の定、次々とコンタクト。
チダイ、キダイ、小型マダイ、イトヨリダイなど。 特にチダイは一時、入れ食い状態となった。
好条件、高活性。までは良かったが、
最後の食いが今一つ。 食い気があったのは、小型や他魚のみ。 本命が来ても良さそうな状況だったのに。
四時間経っても、本命ボウズだった。
ほとんどがプレコンタクトばかり。 一度、ギュイーーーン。があったが、 ニアコンタクトに終わった。
まさかの本命ボウズかと思われたその時。 弟子の浜ちゃんの竿が大きく曲がった。 キュイーーン。キュイーーン。と糸も出ている。
潮の抵抗が強いので、 見た目よりもサイズは小さいだろうなと判断したが、 ひょっとすると、大きいかも。
玉網に収まったのは、
55cmの中型マダイだった。
オスだったので、キープすることにした。
土壇場で浜ちゃんが本命ボウズから脱出し、 他魚も含めて、なかなかの釣果となった。
初大ダイは、またもやおあずけとなったが、 仕掛けも腕もかなり上達したことを実感した釣行だった。
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