7月21日

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昨日、九州が梅雨明けとなり、
今日は早速のように、猛暑となった。
これからしばらくは、暑さとの闘いとなる。
気を付けるのは熱中症。
本命が掛からないと、ついつい長時間釣行となり、
海は、陸(おか)より幾分涼しいが、
日差しは遮るものが無いので、強烈だ。

今日も、その強烈さを身体に受けつつ釣りをした。
愛艇の幌(ほろ)に身をひそめるように直射日光から逃れる。
釣り辛いので、たまに、幌の外へ出ると、
おもわず、「あっちっち。」
飛んで火にいる夏の虫になる。

今日は、中潮だった。
南風と潮がちょうどよいくらいに力が同じで、
船がどこへ行ってもまるで動かない。
どちらかが優勢になれば動くのだが、
今日は、絶妙なバランスがあった。

0.0kmの船流速度ばかりのポイントで、
嫌になるくらい船が流れなかった。

それでも、運良く、たった一度流れた。
それも、0.7kmという微々たるもの。
だが、このような条件下では、
僅かな変化が、マダイの食い気を誘うことがある。

キュイーーン。糸が出た。
キュイーーン。とあとが続いた。
もう一度、キュイーーン。
三度あれば、50cm級はあるだろう。
昨日の54cmと同じくらいのパワーだった。

ところが、・・・。

ええっ!ジャッキーなんだ。
と、上がって来た魚影を見て驚いた。



46cmのメスのマダイだった。
これほど引いたジャッキーも珍しい。
君には、「最強ジャッキー賞」を与えよう。

このところ、オレンジ色の本命をよく目にする。
カニやエビが大発生でもしているのだろうか。
アスタキサンチン色となっていた。

それからは、また、0.0kmのオンパレード。
嫌気が差してきたと思ったら、
熱中症の前段階のような症状が出て来た。
急に、やたらと喉が渇くのだ。

これは、危ないと、慌てて納竿することにした。
二時間の釣行だったが、
本命が、かろうじてコンタクトしたので、
それなりに、満足していた。



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