7月18日

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総勢三名にての出港。
この人数での釣りは、なかなか面白い。
普段は単独釣行で釣りを愉しんでいるが、
たまには、複数で鯛ラバをするのも変化があっていい。

三名共に、釣三丸スタンダードなので、
どのルアーに来るかは神のみぞ知るということ。
島の海の神は慈悲深いので、
特別な日であれば、
その者にもっとも多くの釣果を与える。

浜ちゃんにとっては、今日は特別の日だった。
だからだろうか、
本日最大の本命がコンタクトした。
キュイーーン。キュイーーン。と、
いい釣果音が聴こえていた。

にこにこ笑顔の玉網入れだった。
サイズは58cmの準良型。



島らしい、オレンジマダイだった。
アスタキサンチンたっぷりである。
沢山のカニを吐き出した。

それからは、もう一人のゲストの山ちゃんが、
47cmの中型ジャッキーと、
船長が同じく45cmジャストのジャッキー。
ぎりぎりだったが、三名共に本命を釣り上げた。

イトヨリダイが多く、お土産釣りができた。
良型のマゴチやホウボウもコンタクトした。

途中、大粒の雨が降ってきたり、
強風に悩まされて、潮ボケしたりと、
決していい条件とは言えなかったが、
三名での釣りで、和気藹々と楽しい時を過ごした。

圧巻は、浜ちゃんの最後に奏でた釣果音だった。
フォールの途中でいきなりの、ギュイーーーーーン。
これは大物に違いないと、玉網を取りに行こうとしたら、
「軽くなりました。」と残念なひと言。
三度のギュイーーーン。があったので、
これは、獲ったな。と思い込んでいた矢先のことだった。
三度の釣果音の後の鈎外れは、珍しい。
浜ちゃんも良い勉強になったことだろう。

近々、従弟(いとこ)と、実弟が、
釣三丸に乗船するそうだが、
それまでに大ダイを釣らなければ、
二人に先を越されるという、
プレッシャーがじわりじわりと高まってきたようだ。




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