驚異の12日間連続の出船となった。 うれしい悲鳴とはまさにこういうことを指すのだろう。 毎日がばたばたで、これ以上ないくらい充実している。
疲労の為か、免疫機能が一時的に低下したようで、 何だか熱っぽくもある。
弟子の浜ちゃんが乗船した。 「釣りバカ日誌」で有名な、
あの浜ちゃんと同一人物ではないが、 同じくらい釣りが大好きな青年である。
数回の乗船で、本命は60cmを一尾釣り上げている。
今日は、二尾目の本命。 更には記録更新を期して頑張った。
さっそく、浜ちゃんにキュイーーン。が出た。 良型くらいかなと思ったが、
潮の抵抗が大きかったので、 釣りあがった魚は、ジャッキーだった。
それでも大いによろこぶところがいい。
型は小さくても本命コンタクトに懸ける精神が、 船長と同じようで、親しみが持てるのだ。
今日は、潮ボケがよく発生したが、
活性は高かったようだ。
船長に、ギュイーーーン。が来た。 やはり、潮の抵抗が大きくて、
ポンピングしなければ浮かび上がらせることが難しく、 姿を見せてくれたのは、準良型のオスだった。
今日は、浜ちゃん一家へのお土産釣りなので、 こころよくプレゼントすることにした。
次に浜ちゃんに、ギュイーーーン。があった。
カメラ片手にやり取りを動画にしようと思っていると、 あえなく、バレてしまった。
更に、船長が重々しい魚をコンタクト!
一度のみのギュイーーーン。だったので、 巨エソではないかという不安はあったが、 なんと、それは高級魚のキジハタだった。
46cmの大型で、キロオーバーのアコウ。 これもプレゼントすることにした。
イトヨリやホウボウも釣れ、 お土産はたっぷりとなった。
最後に、浜ちゃんに、再びギュイーーーン。があった。 だが、これは単純な鈎外れ。 どうやら、鈎先が鈍っていたようだった。
これもまたいい勉強である。 「ニアコンタクトの浜ちゃん」となりそうな気配が・・・。
かくして、高活性な一日は終了した。 三度本命を掛け、ネットインは一度だったが、
以前に比べると、掛ける回数は増えた。 あとは、仕掛けが完成に近づけば、 更なる釣果を手にすることができるだろう。
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