6月20日

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早朝フィッシングへ出かけることにした。
強風注意報が出ていて、昼前から時化る模様。
午前6時に出港した。この時期ならではの早出。

昨日からの凪がまだ続いていて、
曇り空の微風がやさしく頬を撫でていた。
実に気持ちの良い日和だった。

船の動きは緩慢で、1.0kmを超えることはなかった。
小型のイトヨリダイが2尾。
ムニエルには微妙な大きさで、リリース。
3尾目はようやく、切り身サイズの良型がコンタクトした。
これで、二食分の切り身を確保。
イトヨリダイは、最高に処理しやすく、
使い勝手の良い魚で、色も味も秀逸。
薄切りにしてしゃぶしゃぶにすると旨い。

あとは、キュイーーン。を味わえばそれでいい。
しばらくすると、ぐい、ぐいっと追って来て、
がつっと鈎掛かりした。キュイ、キュイとわずかな糸出し。
どうかジャッキーでありますようにと願ったが、
42cmの小型マダイ止まりだった。ざんねん。

しばらく、ぐいっとプレコンタクトが数回あって、
なかなか鈎に乗らない事態が続いていた。
うーん、この条件じゃあなあと、諦め気分だった。

出船続きで、少々くたびれモードだったので、
早く釣れることを望んでいると、
干潮前の潮が動き始め、
船流速度が、1.2kmになっていた。

おっ、そろそろ、来る頃だなと期待していると、
フォールで、糸をひったくるようなアタリがあった。
そのまま速めにリトリーブすると、
ギュイーーーーーン。が出た。
もう一度、ギュイーーーーーン。
その後は、キュイーーン。にトーンダウンし、
良型であることが察せられた。

慎重にやり取りをして、
思惑通りに、いいサイズのマダイが上がって来た。



やはり、良型だった。
この本命は、メスらしい強い引きを見せつけた。
体型が良く、オレンジのアスタキサンチンたっぷりだった。
このようなマダイは、特にパワーがある。

ちょうど二時間が経ち、大物も釣り上げたし。
そそくさと、道具を仕舞い、帰港の途に就いた。
前代未聞の午前8時の納竿となった。
ほどほどな活性は本日も続いていたようだった。



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