苦手な南風だったが、 数少ない南風のポイントへ遠征した。
すぐに、コンタクト! あらら、もう来ちゃったよ。
キュイーーン。となかなかの釣果音。 よしよし、50cmはありそうだと、 第一投目のやり取りに気を良くしていた。
キープの必要はなかったが、
先日食べたこのサイズの刺身が美味かったことを思い出し、 〆て保存することにした。 出だし好調なのはいいが、 このあとも続くかなと思っていると、
再び、コンタクト!
ギュイーーーン。ギュイーーーン。 明らかにサイズアップの釣果音が響いた。 おおっ、大ダイかも知れない。
とよろこんでやり取りをしているうちに、 そうでもないことを感じ取った。 上がって来たのは、美しい良型のメスだった。
ほれぼれするような美しさだった。
見とれているヒマはない。 記念撮影を済ませると、海へお帰りいただいた。
一時間もせぬうちに、本命二尾という好釣果。
もしかして、南風には珍しい激釣となるのだろうか。 と、続けてリトリーブをしていると、 ぱったりとアタリは止まってしまった。
やっぱりな。そう甘くはないだろう。 先ほどの二尾は、満潮前の潮で釣れたのだった。
それから、小物ばかり、ぽつりぽつり。
小型マダイ3尾に、チダイが2尾竿を叩いた。
満潮後の流れを待つと、 更なる本命追加となるだろう。 とは思ってみたものの、
モチベーションはすっかり下がっていた。
本日は、無理をせず、 本命二尾にて納竿することにした。
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