5月22日

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今日で、凪十連続。
二桁続けての出港は、覚えが無い。
冷蔵庫の冷凍室は、既に満杯で、
立錐の余地もない。従って、いつものリリースデー。
釣果音が一度聴ければいいかなと、
のんびり出港することにした。

月曜日ということもあって、船はまばら。
昨日の大ダイポイントへ向かおうと思ったが、
大型漁船が轟々と何やら漁をしていた。
音にも敏感なマダイは釣れないだろう。

ずっと手前で船を停め、釣りを開始した。
無風ベタ凪流れは0.0kmという、
完璧なまでの悪条件だった。
ところが、根魚三連発。どれもまあまあのサイズだった。
根魚でもリリース。キロ級でも同じだっただろう。
冷凍室に入らなけらば致し方ない。

しばらくすると、僅かに風が出てきて、
バーチカルだったラインがややインクラインになった。
すると、フォールでコンタクト!
なんだか、キロサイズのようだった。
もうちょっと大きいかなと思えるような釣果音があった。
キュイーーン。
重量感があったので、良型かも知れないと、
やや慎重にやり取りをしていた。
すると、突然、ギュイーーーン。とパワーアップ。
なんと、これ、大ダイだったのだ。



産卵で体力を消耗していたのだろうか。
メスの大ダイらしからぬ引きだった。
体長は、70cmちょうどだった。

この時期の大ダイは、完ぺきな大ダイ流れでなくても、
何らかの変化が生じれば、このように掛かることもある。
空腹な状態なので、捕食スイッチが入りやすい。

美しい後ろ姿を残して去って行った。

さてと、大ダイも釣ったことだし・・・。
肘の腱鞘炎もやや痛いし、・・・。
もう、ひと踏ん張りして帰るとするか。
余裕のフィッシングとなった。

すると、・・・。
またもや、フォールでコンタクト!
ギュイーーーン。ギュイーーーン。
いや、キュイーーン。程度か。
それにしてもこの魚はよく引くものだと感心していた。
中層でもキュイーーン。上層まで上げても、キュイーーン。
これは、もしかして、・・・。
あちこち走り回るので、船上を忙しく移動した。
バサッとすくったのは、68cmのヒラゴだった。



ブリのような体型だが、確かにヒラゴ。
うーん。リリースするか迷ったが、
サイズ的にぎりぎり切り身が冷凍室に入るかも知れないと、
〆て血抜きをし、いちおう、神経締めも施した。
青物は血液が多いので、血抜きが大切だ。
寄生虫が身に移動するので、
内臓もすべて取り除いた。

サイズの割には、タフなやり取りを強いられたので、
くたくたになっていた。
全身が疲労物質で覆われてしまったようだ。

これにて、納竿!
釣行時間は二時間だった。



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