5月5日

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本日もゲスト釣行だった。
条件は前日とほぼ同じで、
大物がコンタクトするような流れではなかった。

1.1km前後でゆっくりと船が動いていた。
このところ、チダイがよく掛かる。
小型マダイやイトヨリダイも掛かり、
小物釣りの様相を呈してきた。

条件はよくないが、
何んとか中型でもコンタクトしないものかと願っていると、
幸いにも、ゲストの竿が曲がった。
キュイ、キュイと数回、短めに糸が出た。
引きを楽しんでいるゲストに笑みが浮かんだ。



前回と同サイズの中型マダイだった。
体長は51cm。
ともあれ、本命のコンタクトにほっとひと息。
ゲストはうれしそうに、マダイを眺めていた。

しばらくすると、船長の竿が曲がる。
キュイーーン。と釣果音が出た。
おおっ、これは良型かとよろこんだ。

だが、釣果音は、この一度のみだった。
あとは、重さで竿が曲がったまま魚が上がって来た。
その正体は、なんと、超高級魚のマハタだった。



この辺りでは、タカバといって、
ハタの仲間ではもっとも美味な魚である。
切り身を照り焼きにして、ご飯に載せれば、
「タカバ丼」という極旨レシピとなるのだ。
正直、こればかりは、
本命が掛かるよりうれしい。
そういう魚のひとつである。

主な釣果は、ゲストの50cm級マダイと、
船長のキロ級マハタの二尾だったが、
退屈することなく、他魚も掛かり、
条件が芳しくない割には、
良い釣りとなったと言えるだろう。



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