月4日

コメント

凪ではあったが、南寄りの風がよく吹いていた。
この風はあまり良くない。
前回に引き続き、入れ食いを期待したが、
船の流れる方角が違った。

港近くをリトリーブして回ることにした。
オールリリースデーだったので、
無理して沖へ行く必要はないなと思ったからである。

ひと流し目。さっそくアタリがあった。
一、二度、短く糸が出された。
型は小さいが、早めのアタリはよろこばしい。

小気味よい引きと共に、
中型の本命が姿を見せてくれた。



体長は50cmちょうどのオスだった。
このサイズはオスでもリリースする。
キープなら55cmは超えて欲しい。

始動点に戻し、船を流したが、
二度目の流しはノーコンタクト。
三度目で、同じようなアタリがあり、
またもや、中型のマダイがコンタクトした。



今度はメス。元気よく海へ戻って行った。
本命が早々と二尾コンタクトしたので、
今日も、好釣果かと期待したが、
その後は、とんとアタリは無かった。

わずかに、二度、三度、プレコンタクトはあった。
残念ながら、低活性であることを理解した。
先程の二尾は、干潮後のいい潮が動いてのことだった。

あまりの渋さに耐えかねて、
沖へと船を走らせ、このところの好ポイントにフォールした。
ところが、ここでも低活性は続き、
かろうじて、小型マダイが一尾とチダイ一尾の、
顔を拝んだのみで終わった。

前回に続き、連続の高活性を期待したが、
肩透かしを食らったような結果となった。
春らしい海で、良く晴れて気持ちが良かったのが、
せめてもの救いだった。



inserted by FC2 system