雨模様にての出船。 午前中までなら大丈夫だろうと考えた。 年末から今日まで、四連続の出港だった。
ゲストの為の、お土産確保の漁である。 船長は釣らなくてもいいので、
早めに掛かってくれないものかと思っていると、
さっそく、ゲストの竿が大きく曲がり、 海中に引き込まれていた。 よし!さっそくヒットしてくれたと喜んだ。
キュイーーン。・・・ キュイーーン。・・・
なかなかの引きを楽しんでいるようだった。
無事にネットイン。 62cmの良型だった。
しばらくして、またもや、ゲストにヒット!
こんどは、大した引きは無かった。 キュイーーン。が二度。
体長52cmの中型マダイだった。
さらに、また、ゲストにヒット! キュイ、キュイとかわいい釣果音を発して、 キロ級マダイが顔を見せた。(画像省略)
二時間もせぬ内に、三尾の本命。 いやはや、参った、参った。 相変わらず、このゲストにはよくアタる。
雨が激しくなり、風も強まって、時化状態。
これ以上は、危険だと判断して、 船首を港へ向け、エンジンをかけた。
船長はというと、ゲストのお世話と、 魚の処理に追われ、
あれ?俺って、いつリトリーブしたっけ。 と振り返る間もなく、納竿となった。 船長の釣果は、シビが一尾のみ。 釣果音にシビれることはなかった。(ギャグ)
ゲストによろこんでもらえれば、それでいい。 こうして、短い時間だったが、 お土産確保の釣行は、成功裏に終わった。
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