山菜の女王


春の嵐で、島は大時化。
先程、「こしあぶら」という山菜を、
天ぷらにしていただいた。



「山菜の女王」と呼ばれているだけあって、
すばらしく味わい深い。
うっとりするような気品ある香りと、
口いっぱいに広がるこうばしい味は、
この山菜ならではのもので、
まさに感動!

食べたあとも、
長い間、その余韻に浸るほどだ。

幸福のホルモン「セロトニン」が、
この山菜を食べると大量に分泌されるようで、
時化の日の鬱陶しさをまったく忘れさせてくれた。

釣三丸のゲストであり、
親しく付き合ってもらっている友人から、
手間暇かけて送っていただいたものだ。

この時期だけの、
最高の愉しみのひとつとなった。
ありえないような美味さである。

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