正直と誠実

このところ、不正直や不誠実のニュースで大賑わいである。
偽作曲家やら、スタップ細胞発見者などなど。
「サムラゴーチする」と言えば、
「大法螺を吹く」という意味の新しい日本語が生まれたらしい。

少し前、数多くの有名レストランで食材偽装が発覚した。
原発依存は解消へ向かうはずが、
政権に復活するや否や、再稼動に必死になっている与党がいる。
私が知っている日本は、
このような嘘偽りに満ちているはずではなかったと思うが、・・・。

先日、信頼していた鈎が数回大ダイによって折られたので、
釣具店のスタッフにそのことをメーカーに伝えてもらった。
純日本製と、中国で assemble された製品との間の差を感じたのだ。
ところが、メーカーの対応によると、
鈎は日本で作られたものだから、違いは無いと言う。
assemble というのは、組み立てる、組み合わせるという意味だ。
鈎をどう組み立てたり組み合わせたりするというのだろうか。

利益を優先すると、正直さや誠実さは失われる。
企業だから利益を求めるのは当然なのだが、
ジャパン・クオリティーは、例え海外に本拠地があるにせよ、
日本企業と銘打っているならば、守ってしかるべきだろう。

現在、別のメーカーの鈎を試している。
一瞥したのみで、これはいいのではないかと直感した。
価格もかなりリーズナブルであるが、
こればかりは使ってみなけりゃ判らない。
大ダイをこの鈎で釣り上げることができれば、
このサイトにて、報告しようと考えている。



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